昭和の初めか中期頃。髪を分けた洋服を着た男と和服で底の厚い下駄?を履いた綺麗な女性が立派な大きな傘で相合い傘をしている。
ある一軒の家の門で止まり、写真を撮る事になった。男が女性を撮ったり人夫にカメラを持たせ、門の前で二人で記念撮影をしていた。
その民家から女が出てきて、歓迎の為に飾った壁に二人を案内した。
壁にはポスターが貼っていた。歓迎が分かる図柄のポスター。そしてお婆さんが頑張っているような顔のポスター。
女性がお婆さんのポスターを見て、「これはいらないんじゃないですか?」と女に聞いた。
女は「このお婆さんはこの地域の象徴です。努力、負けない心、愛の象徴です。全ての家々はこのポスターを貼っています。」と言った。
二人は感心した。
二人は今まで人々に尊敬されてきた。結婚旅行で日本全国を旅していた中でのヒトコマであった。
こんな夢。