そのバイクは止まらずに地球を一周する。

今日の夢。
相方と何かの門まで行けるなぞなぞを解いて、門の場所が分かった。南半球の小さな島にあるらしい。その門は黄金色であり、高さは約8m、黄金色の門だけがあまり緑の無い島に建っているらしい。そこに二人で行こうと計画を立てた。
しかしまだ二人は若い。その門に行くまでにオートバイで地球一周の旅を以前から計画していたのでする事にした。
地球一周といっても赤道回りではなく、北半球回りである。
北半球のアジア砂漠地帯からスタートし、何度か国を越え、また砂漠へ。
もう半分は来た頃、ペンギンによく似たオウムのような鮮やかな色をした飛べない鳥が住んでいる砂漠地帯に来た。ゴールまでは後少しだ。僕らは休憩をとってご飯を食べた。
後ろでガコンと音がし、見ると燃料と食料の入った荷物が無くなっていた。さっきまでいたペンギンがいない。僕はバイクに飛び乗った。相方が「待て!」と叫んだが、若い人間は飛び出してスピードを上げた。遠くに荷物らしき物が見えた。ゆっくり行けば良いのに若い人間はスピードをまた上げた。
穴があった。巣だ。バイクはガコンとつまずいたがスピードは緩めない。巣は赤くなった。バイクの若い人間はさっきから動いてない。ずっと真っ直ぐずっと真っ直ぐ走っている。止まらない。

疲れた。夢を見て疲れた。今日も部室に行くかな。