小学生の頃、クラスで「生まれ変わったら何になりたい?」と聞かれたので、「鳥になって、空高く飛びたい」と言うと、何故か友達にも先生にも引かれた。何故か周りは「人間になりたい」が圧倒的だったからだ。
小3の頃。





転校して、南国に来たばっかりのあの日。




凄い田舎に思えた。まるでじーちゃん家みたい。






夜は真っ暗。街灯がポツン ポツンと暗い道に立っているだけ。







そんな世界を空から眺めたい。と考えて「鳥になりたい」と言ったのだ。ずっと中にいる人々は自分達が何なのか中の人同士では分からないのだろう。





僕の故郷は南国ではない。あれは途中だった。